HPVワクチン
HPVワクチンとは一言で言ったら、子宮頸がんを予防するワクチンです。
子宮頸がんは子宮の入り口付近に発症する癌で、HPV(ヒトパピローマウィルス)が原因で発祥すると言われています。
子宮頸がんは性交渉によるHPV感染が原因となっている為、性交渉経験のない10歳~12歳ぐらいの女の子へのHPVワクチンの接種が望ましいとされています。
HPVに感染しても、通常は自分の体に貯蓄されている免疫機能によって、時間をかけて身体の外へと排出されるようです。
しかし、何度も繰り返し感染するのもこのウィルスの特徴ですし、10年以上も体内に貯蓄されてしまう事もあります。
HPVには数え切れないほど数多くの型があるようですが、子宮頸がんの原因になるのは16型と18型である事が分かっています。
それらを含んだワクチンはサーバリックスと呼ばれるものと、ガーダシルと呼ばれる二種類があるようですが、日本では2009年の暮れからサーバリックスの接種が可能となりました。
ワクチンを接種する事によって子宮がんの感染を防げる事が分かっても、任意接種の為、接種費用は自己負担となります。
ワクチンによって癌が予防出来るのは、子宮頸がんに対するHPVワクチンだけなので是非とも接種したいところですが、簡単に接種出来る金額で無い事も事実です。
さらに接種回数も3回となっている為、費用は更に必要になっています。
まず1回目の接種を行い、その1ヵ月後に2回目を接種。
3回目は1回目の接種の半年後とされています。
3回の接種で初めて効果が認められている為、費用もかさんでしまうのは仕方ないと言えそうです。
心配される副作用ですが、HPVワクチンは感染性粒子のないものを接種する為、発がん性は全くありません。
接種部位が少々腫れたり、かゆみを伴うくらいが予想されます。
しかし、体質によってはショック症状を起こしかねませんので、アレルギー体質の方は事前に産婦人科医に相談する事が不可欠です。
HPVワクチンの接種は産婦人科で行っています。
産婦人科によっても費用に多少の違いはありますが、相場は1回あたり14,000円~20,000円程度になっているようです。
この多額の費用について、区や市町村独自で助成制度を設けている自治体も出始めて来ています。
費用の一部を負担する所や、全額負担、更に全額負担において集団の接種を実施している市町村もあるようです。
家族に対象となる女の子の居るご家庭では、助成のある・なしによって接種を受けるか受けないか。
正確には、受けさせてあげられるか、あげられないか・・・と言うのが本音です。
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